宮崎牛のありかた!??? 放牧!!?
ほんのごく一部の頭数ですが、こんな環境でほんの少しの期間ではあり
ますが、自由な放牧スタイルで過ごしている将来宮崎牛の候補として
育つ牛もいます。
黒毛和牛の歴史の中で、昭和の時代、牛が農耕用から食用として変わってきた
戦後に日本全国の各県ではいかにしてサシをいれるかを重視し、こぞって
血統の改良に取り組んできた。
いまさらではありますが、サシとは筋肉である赤身の間に、網の目のように
きめ細かな脂肪のこと。
サシが多いほど焼いても煮込んでも柔らかく、味わいが濃くで美味しい。
なぜ日本の農家はサシにこだわるのか?
TPPやEPAで関税が引き下げられ、牛肉輸入の自由化や輸入制限が撤廃され、関税が
70%台から30%台まで縮小してきた。追い詰められた日本の農家は、
「赤身が主流の外国産との競争を勝ち抜くためには、サシを追求し差別化するしか
道はなかった」そしてそれを信じて突き進んできた。
牛肉自由化から30年以上たってる宮崎県だけでなく、日本全国輸入自由化を
契機に更にもっと上質な肉の生産を目指していると思う。
これがいいのか悪いのかは正直わからない。そのおかげで日本の和牛、宮崎牛は
世界に誇る素晴らしい肉質になった。自由化の荒波を乗り切ったということで
間違いない。
どの生産者も、その方向で間違ってはいなかったと確信するが、宮崎県は他のどの
県よりも牛の改良が進んでおり、霜降りは行き着くところまで来てしまった
のでないかと思う。
現在、外国でも霜降りの肉の生産が進んでいると言う。
これからは今まで同じようなやり方を続けていたのでは、今後また押し寄せるで
あろう大波は乗り越えていけるとは思えないと多くの生産者も思っているらしい。
黒毛和牛だから、こんな自由なスタイルで宮崎牛が生産ができれば、
牛の健康にも、肉質も向上した生産が可能になるといいなと考えます。
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